お茶とみかんとサッカーと

~滑走路~

2016年02月17日 01:41

テケトー大魔王、塾長みうらである。

今回は少し我が故郷のことでも書いてみようか…

♪旅〜ゆけば〜〜ぁ 駿河の国に茶の香り…
静岡県は藤枝が私の故郷。

子供の頃からお茶とみかんは極々身近なものだった。

旧東海道沿いの生家のすぐ近くには「茶町」「木町」という地名がある。

文字通り「茶町」にはお茶屋さん…と言っても店でお茶を売るだけでなく製茶工場を持ち、生の茶葉(ちゃば)を加工し、お茶葉(おちゃっぱ)にして店頭で売ったり、全国に出荷するのを生業とする「お茶屋」さんがいっぱいある地域。それが「茶町」
で、そのお茶を入れる箱「茶箱(ちゃばこ)」を作る仕事をする家がいっぱいある地域が「木町」
…この茶箱、今の若い人たちにはあまり馴染みがないかもしれないが、昔は今の衣装ケースのような使われ方もして、普通の家庭でも一つや二つはありました。
湿気を嫌うお茶を保存するための密閉力に優れた箱。
大事な衣類をカビや虫から守るのにも便利だったわけです。

お茶といえば子供の頃…季節は秋だったかな?焙じ茶を作るときの香ばしい煙が漂い、ほんの数日、町がセピア色になる時期があった。そのセピア色の中にトンボが飛んでいた。
…今でもふと思い出す。懐かしい映画のような風景です。

お茶のことだけで長くなっちまったので 「みかん編」「サッカー編」は改めて…